駿台学園は外野手登録の四條翔太投手(3年)が先発。1安打15奪三振の完封勝利で3回戦進出を決めた。

 ノーヒットノーランの大記録まであと少しのピッチングにも、「調子はよかった。球は走っていたけど、抜けた球があったので納得はいっていない。今後の課題です」と辛口の評価。それでも、この日は決め球のフォークがさえ、三振の山を築いた。

 「1人1人集中して投げた結果。三振を取った瞬間が、気持ちよかった」と笑顔を見せた。

 「これからも、目の前の勝利をしっかりとっていきたい」。初戦で大きな自信を得て、夏、大きな1歩を踏み出した。