昨秋京都大会王者の東山が初戦を突破した。エース金和修平投手(3年)が9回を7安打2失点完投。打撃でも、2回に先制適時打を放ち、投打に渡って活躍した。

 試合は序盤から点の取り合いに。2回に東山が先制したが、その裏、乙訓がすぐさま同点に追いついた。取って取られての展開だったが、5回に村井隆真内野手(3年)の左前適時打などで勝ち越し、実力校対決を制した。

 足立景司監督(26)は「長短打をつなげられたのが勝ちの要因。春から夏にかけて粘りをテーマにしていた。最後まで気を抜かずに出来た」と手応えを口にした。