全国のトップを切って沖縄大会決勝が行われ、興南が美来(みらい)工科を15-1で下して2年ぶり11度目の甲子園出場を決めた。今夏初先発のスーパー1年生左腕、宮城大弥(ひろや)投手が13奪三振で1失点完投。10年に甲子園で春夏連覇したエース島袋洋奨投手(24=ソフトバンク)をほうふつさせる“プチトルネード投法”でニュースター誕生を予感させた。

 ソフトバンク島袋の話 前評判は高くなかったけど、勝ってくれてよかった。今年の夏の楽しみができました。僕の時は強豪校との対戦ばかりだったので負けたら仕方ないと思って開き直って投げていた。1年生の投手も投げたし、来年以降も楽しみですね。