関西学院(兵庫)がプロ注目の最速145キロ右腕・東晃平投手を打ち崩し、ベスト16入りを決めた。

 2回、東の立ち上がりを狙った。1死から6番藤原大和内野手(3年)が内野安打で出塁。盗塁などで得点圏に進むと、8番山田来刀(らいと)捕手(3年)の内野安打で生還し、先制に成功。3回にも2連続安打で1点を追加した。東の球に球威と精度が落ち初めた6回、敵失と7番日野雅海内野手(2年)の右越え適時三塁打で1点を追加し、相手を突き放した。

 投げては、伊原木輝(いばらぎ・ひかる)投手(3年)が打たせて取る投球で9回途中まで3安打に抑えた。広岡正信監督(63)は「相手も強いけど、うまくいきました! 素晴らしい!」強豪撃破に大興奮だった。