上田西(長野)は準々決勝で敗退し、2年ぶりの夏の甲子園出場はならなかった。

 3回までは息の詰まるような投手戦だったが、先発の塚田純平三塁手(2年)が4回裏に4失点を許した。

 9回表に、塩原航(こう)捕手(3年)の中前適時打などで3点を返し、なおも2死満塁のチャンスを作ったが、及ばなかった。

 塚田は「いつも通り平常心でマウンドに上がりましたが、粘れなかった。3年生の期待に応えられなかったのが残念です」と目を赤くした。

 原公彦監督(46)は「今日は3点勝負になると思っていました。4回の4失点に悔いが残ります」と話した。