昨夏準Vの東海大甲府が、決勝へ駒を進めた。23日の決勝は、山梨学院と対戦する。2年連続で同じ決勝のカードに決まった。

 3番岩崎颯外野手(3年)が4打数4安打、3打点をあげる大活躍をした。4回裏の第3打席、2死一、三塁で適時二塁打を放ち、小さく右手でガッツポーズをした。「狙い通り、逆方向に振り切ることができました」と打席を振り返った。「春は山梨学院さんにコールド負けだったので、今度は自分たちがコールド勝ちをするくらいに勢いに乗って戦いたいです」とクールな青年が闘志を燃やした。

 村中秀人監督(59)は「ひとまず合格点の試合でした」とコメントした。