北北海道代表の滝川西は7日、兵庫県内で練習を行った。台風5号の影響のため午前は市尼崎の室内練習場で約2時間体を動かし、夕方からバッティングセンターで汗を流した。

 順延が決まった前日(6日)に小野寺大樹監督(41)に、今夏で勇退した旭川南の小池啓之元監督(65)から連絡が入った。「明日の練習困るやろ。優先的に使わせてあげるから」。前任鵡川時代から交流がある先輩の母校を紹介された。どのチームも悩む雨天時の練習場所の確保。小池元監督の“道民ファースト”の計らいに、小野寺監督は「本当にうれしいです。勝って恩返ししたい」と感謝した。通算4度の甲子園出場経験がある先輩監督の期待を受け、今日8日は開会式に臨む。