聖心ウルスラ学園(宮崎)は、早稲田佐賀に5-2で勝利した。

 聖心ウルスラ学園2年生の最速143キロ右腕、戸郷が、12年ぶり2度目の夏の甲子園で初勝利に導いた。この日の最速141キロ直球と決め球のスライダーを軸に毎回の11奪三振。7回は先頭から4連打されたが2失点で食い止めた。次は宿舎が同じ聖光学院だが、エースは「不思議な感じだけど、倒して優勝するつもりで頑張ります」と表情を引き締めた。

 ◆カタカナ校名初勝利 聖心ウルスラ学園が勝ち、校名にカタカナが入った学校(地名のケやノは考慮しない)では甲子園初勝利。過去は65年春のコザ(沖縄)、05年夏の聖心ウルスラ学園、16年夏のクラーク(北北海道)が初戦敗退していた。