すでにスーパーラウンド進出を決めている日本が7回コールドで南アフリカを破り、4勝1敗で1次ラウンドを終えた。

 4番の清宮幸太郎主将(3年=早実)に今大会1号で、高校最多とされる記録を更新する通算110号本塁打が出るなど打線が爆発。相手の守備に乱れもあり、5回までに10点をリード。6回にも2点を加えた。

 先発した三浦銀二投手(3年=福岡大大濠)は5回を投げ3安打7奪三振無失点と好投。6回からは登板した2番手の桜井は1死満塁のピンチを招き降板。代わった清水達也投手(3年=花咲徳栄)が2者連続三振でここをしのいだ。7回も清水が締め、大勝でスーパーラウンドに弾みをつけた。

 U18W杯は世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する、18歳以下の世界大会。81年に始まり今回が28度目。前回15年は日本で初開催した。日本が高校日本代表で臨むのは04年(準優勝)12年(6位)13年(準優勝)15年(準優勝)に次ぎ今回が5度目。1次ラウンドはA、B各組6チームで総当たり戦を行い、各組上位3チームがスーパーラウンドに進出。スーパーラウンドは1次ラウンドで対戦したチーム同士の成績を持ち越し、別組の3チームと対戦。計5試合分の成績により上位2チームが決勝へ、3位と4位は3位決定戦に進む。

 スーパーラウンドは7日から行われる。