早実(西東京)清宮幸太郎内野手(3年)が22日、早実の先輩で尊敬するソフトバンク王貞治会長(77)の通算868本塁打を目標に掲げた。この日、東京・国分寺市の同校で会見を開き、プロ志望届を提出することを表明した。

<王さんを目標にした主な選手>

 ◆清原和博(PL学園)85年ドラフト1位で西武に指名され、入団発表時に「日本を代表するホームランバッターになりたい。最終的には、王さんに1歩でも近づきたい」と、王の868本を目標に掲げた。200号のペースは王の870試合より少ない824試合で到達した。

 ◆松井秀喜(星稜)巨人入団が決まり、93年1月11日に背番号が55に決定。「いずれは王貞治さんのシーズン55本塁打を破る選手になりたい」と話した。

 ◆中田翔(大阪桐蔭)07年高校生ドラフトで日本ハムに指名され、868本塁打について「圧倒される数。ある程度の努力では近づけないけど、挑戦したい」と大記録に意欲を見せた。