大阪桐蔭が履正社を破り、3年ぶりの秋季大会優勝を決めた。21日から行われる秋季近畿地区大会には、大阪桐蔭、準優勝の履正社、3位の近大付が出場する。

 5回まで1-1の同点だったが、終盤に猛攻をみせた。6回に1点を勝ち越し、7回には主将の中川卓也内野手(2年)から5連打で4得点。8回に1死一、二塁で4番根尾昂内野手(2年)が3ランを放ち、突き放した。

 終わってみれば9安打だった履正社の倍以上の計19安打。春夏秋と大阪大会も3連覇となった。対履正社戦も春から3連勝としたが、西谷浩一監督(48)は「新チームになって今日初めて対戦する。また今年も倒していかないと甲子園にいけない。(新チームになって)まずは一つ勝ったということですね」と意識せず。履正社の岡田龍生監督(56)は「今日は完敗。実力の差ですよね」と敗戦を受け入れた。