今春センバツ王者の大阪桐蔭(大阪1位)が京都翔英(京都2位)に7回コールド勝ちし、4年連続の春の甲子園へ前進した。

 15安打12得点。2安打に抑えられた京都翔英を圧倒した。3-0で迎えた2回には、1死から1番藤原恭大外野手(2年)がライトへソロ本塁打。7-0の5回2死から、4番根尾昂内野手(2年)もライトへソロ本塁打を放ち、来秋ドラフト候補2人のアベック弾で快勝した。

 高校通算21号にも藤原は「全然納得行っていないです。もっともっと飛ばせるなと思います」とまだまだ満足いかない様子。26日のドラフト会議は録画して見たという。U18でともに戦った早実・清宮幸太郎内野手(3年)や履正社・安田尚憲内野手(3年)らが指名されるのを見て「一緒に野球してた人たちがあんなに指名されて、絶対先輩たちを超えようと思います」と来秋のドラフトを思い描いた。特に7球団から1位指名された清宮に対しては「清宮さんはまだまだ遠い存在。3拍子で清宮さんに勝てるように頑張りたい」。清宮を超える意欲を語った。根尾もプロに挑戦したいかと問われると「はい」ときっぱり。今以上の「今の段階ではまだ無理なんで」とスキルアップを誓った。