第100回全国高校野球東・西東京大会(7月1日開幕)の組み合わせ抽選会が16日、行われる。

 西東京は、今春のセンバツに出場し、春の関東大会準優勝の日大三が本命に挙がる。プロ注目の日置航主将(3年)を中心に「強打の日大三」は健在。投手陣もエースの中村奎太(3年)、来秋ドラフト上位候補の井上広輝(2年)、広沢優(2年)らを軸に充実する。

 追いかけるのは、春の都大会4強の3校が挙がる。1年夏から4番の野村大樹捕手兼内野手(3年)擁する早実は投打にバランス良く、春の都大会準決勝で敗れた日大三への雪辱に燃える。草薙柊太、石井崚太、井田尚吾(すべて3年)の左腕トリオ擁する国士舘、強力打線の創価も頂点を目指す。

 昨秋の都大会で準優勝した佼成学園は、投打ともに戦力充実。昨夏の代表の東海大菅生、最速150キロを超える勝又温史投手(3年)擁する日大鶴ケ丘も力は十分。春のブロック予選・淵江戦で22奪三振をマークした東大和南・吉岡桃汰投手(3年)の奪三振ショーも注目を集めそうだ。