天草工が大逆転で済々黌を下した。1点を追う9回1死一、二塁。2番・山本晃央内野手(3年)が「自分でかえすつもりで、強いスイングを心がけた」と左越え2点二塁打。

 続く3番・丸山将慶外野手(2年)が中前適時打を放ち、一気に試合をひっくり返した。8番打者から始まった9回の打順は2番山本まで昨夏のレギュラーだった。手嶋栄二監督(37)が「逆転するなら、この打順だった」と信じた選手が期待に応えた。