千葉黎明が、先発した岡沢倫太郎投手(3年)の好投で成田国際に8-1、8回コールドで勝利した。

 岡沢は、公式戦初先発ながら最速139キロの力のあるストレートとキレのあるタテのカーブで7回を10奪三振。「高めのストレートで空振りを取れたのがよかった」と、振り返った。

 7回終了直後には、暑さと緊張から右足太ももがつってしまい、自ら監督に申告し降板。「最後まで投げたかった」としながらも、「マリンスタジアムのマウンドは、楽しかった」と、笑顔を見せた。「県大会は通過点。僕たちの目標は甲子園優勝。これからも強気で戦っていきたい」と、初戦の好投に自信をつかんだ岡沢は、全国制覇を見据えた。