10年ぶりの夏の甲子園へ、菰野が5回コールド勝ちで好スタートを切った。今秋ドラフト候補のエース右腕・田中法彦投手(3年)が自己最速タイの150キロをマークし、3回を1安打無失点に抑えた。

 打線は5番岡林勇希外野手(2年)の2打席連続本塁打などで大量12得点。広島の育成投手・岡林飛翔の弟で、投手としてU18日本代表の1次候補に選ばれた逸材が、バットで存在感を示した。

 戸田直光監督(55)は「5、6月から打撃がよくなってきて、それを維持できていた」と大勝発進に納得顔だった。