3連覇を狙う横浜は、ドラフト候補の万波中正外野手(3年)がバックスクリーンの看板直撃弾などを放って6回コールドで大勝した。

 前の試合から4番に返り咲いた万波は、この日も「4番右翼」で先発。初回に中堅右へ二塁打を放つと、3回1死二塁でバックスクリーンの看板下、コカ・コーラの広告を直撃する特大弾を放った。単打が出ればサイクルの活躍で勝利に貢献。1年夏にも横浜スタジアムの電光掲示板直撃弾を放っており、「感慨深いですね。低めの外真っすぐを振り抜いて、最高の結果になって良かった」としみじみ語った。投げては最速152キロ左腕の及川雅貴投手(2年)が先発し、5回1安打6三振無失点と試合を作った。