旭川大高(北北海道)のエース沼田翔平(3年)がプロ志望届を提出する意向を明かした。全国高校野球選手権大会初のタイブレークでの激闘から一夜明けた7日、チームとともに帰道。今後について「(プロ志望届を)出したいと思う」と思いを口にした。

 初の甲子園登板となった6日の佐久長聖(長野)戦では、先発で8回を4失点も自責点0。122球の熱投で主戦の役割を果たし「(夏が)終わったなという感じ。すべて出し切れた」とすがすがしい表情を見せた。高校入学後、常にプロを意識しながら聖地のマウンドも経験した最速146キロ右腕は「(プロへ)行きたいな、という気持ちはある。最終的にたどり着ければ」と、新たな挑戦へ歩みを進める。