【第1試合(8:00) 近江(滋賀)-常葉大菊川(静岡)】

 元球児による「レジェンド始球式」は報徳学園OBの金村義明氏が登板。

 近江は底力ある打線で準Vした2001年大会以来、17年ぶり8強進出を狙う。初戦は今春センバツ準優勝の智弁和歌山(和歌山)を4番北村の2本塁打など3発で撃破。2回戦(対前橋育英)はサヨナラ勝ちした。

 初戦2発の北村が打率4割4分4厘、5打点で打線をけん引。1番木村は前橋育英戦で3安打。打率6割超え、切り込み隊長として期待される。

 常葉大菊川はエース漢人は2試合で15イニング投げ7失点(自責)、防御率4・11も2回戦(対日南学園)では完封し状態は上向き。榛村は2回2/3を無得点に抑えており好調だ。

 5番伊藤と3盗塁の9番神谷はいずれも打率5割をマーク。勝てば08年以来10年ぶり3度目の8強。“ノーサイン”野球で突破口を開く。

◆近江のおもなOB 阪神植田海、DeNA京山将弥

◆常葉大菊川のおもなOB DeNA田中健二朗、広島桑原樹