日本高野連は21日、第100回全国高校野球選手権大会全日程を終え、今後の猛暑対策を含めた運営方法について、検討を重ねる意向を示した。竹中雅彦事務局長は「熱中症については可能な限り取れる対策は取ったが、まだ十分ではない。(11月の)運営委員会で話し合っていかないといけない」と話した。

 開会式では選手がペットボトルの水をポケットに入れ入場し、水分補給休憩も設けた。10日の折尾愛真-日大三では、7回終了時に水分補給ため、午後2時57分から10分間の中断を挟むなど、大会初の試みも行った。京都大会ではナイター開催もあった。また、球数制限についても「高野連としては複数投手の育成を進めていますが、いろんな方の意見を参考にしていきます」と運営委員会で議論を重ねるという。