春日部共栄が15年ぶりに秋の埼玉を制した。

1回に守りのミスから1点を先制されたが4回に無死満塁から併殺打の間に同点。平岡大典内野手(2年)の右前適時打で2-1と逆転した。

守ってはエース村田賢一投手(2年)が2回以降無失点の好投で逃げ切った。

本多利治監督は準決勝に続き中1日で完投した村田について「気持ちが強くなった。故障があって夏はベンチに入れずに秋に備えさせたんです。でも地区予選で肩が痛いと言ってきて。『ガラスのエースか』って言ったら反骨心が出た。もうガラスのエースとは言いません」とうれしそうに話した。

春日部共栄は準優勝の東農大三とともに20日から山梨県で開催される関東大会に出場。来春センバツを目指す。