大会2日目の24日に初戦を控える習志野(千葉)の打線の中心、根本翔吾外野手(3年)は、開会式リハーサルに臨み「球場に入った瞬間、体が震える思いだった。雰囲気がすごかった」と興奮気味に振り返った。

行進では一転、「チャンスに自分の打席。打ってランナーがかえる」と冷静に打席に入った自分をイメージした。大歓声を体いっぱいに浴びながら走る自分を思い描き「チームの勝利に貢献したい」と大舞台に誓った。

リハーサル後、13時から兵庫県内で行われた練習では1時間半みっちり打ち込み。「センター返しを意識した」と快音を響かせた。「自分の力を出し切れるように、初戦では最大のパフォーマンスを発揮したい」と笑顔の陰に、自信をのぞかせた。