平成元年の優勝校、東邦(愛知)が平成最後の大会で30年ぶりに決勝進出した。

東邦・石川昂弥(3年)、明石商(兵庫)中森俊介(2年)の両先発投手が力投し、0-0で迎えた7回、四死球で作った2死一、二塁の好機に吉納翼外野手(2年)が、左中間に先制の3点本塁打。

明石商(兵庫)も直後の8回に2死から重宮涼外野手(3年)が二塁打で出塁すると、続く安藤碧外野手(3年)が右中間に2点本塁打を放って1点差に詰め寄ったが、東邦は8回に明石商の守備の乱れで貴重な追加点を挙げ、逃げ切った。