星稜が春季大会準決勝に臨み、「高校四天王」の一角・奥川恭伸投手(3年)は先発を外れた。寺沢孝多投手(3年)が先発した。

星稜は3月28日の選抜大会2回戦・習志野(千葉)戦に1対3で敗退。この試合後、林和成監督(43)がサイン伝達行為の疑いがあったとして、相手監督に直接抗議する騒動を起こし、大会後に学校側から処分を受けた。林監督は6月4日まで指導禁止処分を受けており、現在は山下智将部長(37)が監督代行を務めている。

◆奥川恭伸(おくがわ・やすのぶ)2001年(平13)4月16日、石川県生まれ。宇ノ気小3年から宇ノ気ブルーサンダーで野球を始め、宇ノ気中では軟式野球部。全国中学校軟式野球大会で優勝。星稜では1年春からベンチ入り。昨春、昨夏、今春と3季連続で甲子園出場。183センチ、82キロ。右投げ右打ち。