17年夏以来5季ぶりの道大会を狙う旭川永嶺が、旭川西に逆転勝ちし、初戦を突破した。

3回に4-4に追いつくと6回無死二塁、主将の太田心大中堅手(3年)の左前適時打で勝ち越した。

投げては2回途中から登板した背番号5の小野良太(3年)が7回2/3を投げ、3安打無失点で勝利を呼び込んだ。

昨年12月に36メートル×8メートルの室内練習用ビニールハウスが完成。冬場の充実した打撃練習や投げ込みが効果を発揮した。それまで冬場はバドミントンのシャトルを打つ練習しかできなかった。太田は「シャトルだと変化球には対応できるが、直球に押されることが多かった。冬場にしっかりボールを打つことで、きょうも3安打すべて直球を打ち返すことが出来た」と手応えを口にした。小野は「早い段階から打者相手に投げられたのが、大きかった」と話した。