春季高校野球岩手県大会準々決勝が20日、二戸市大平球場などで行われ、花巻東エース右腕・西舘勇陽投手(3年)が昨秋までの最速を5キロ更新する147キロをマークした。

一関一戦で1-1の5回から登板すると、2者連続三振。最後の打者を含む6奪三振の完全投球で3-1の勝利を導いた。1年秋から「新怪物候補」と期待された逸材は「一番大事なことはチームを勝たせる投手になること。県内に日本一の投手がいることは刺激になるし、意識はしています」。大船渡の最速163キロ右腕・佐々木朗希投手(3年)もライバル視した。