桐生第一は2強に挑戦する。主将の工藤ナイジェル内野手(3年)は「どうせ倒さなければならないので早くても遅くても気になりません」と、前橋育英と高崎健康福祉大高崎へ闘志を燃やす。

両校には昨秋、今春と、決勝、準決勝で惜敗した。「チャンスで1本でなかった」と課題は自覚している。50メートル5秒9の俊足で走塁を軸とするチームでも中心的な役割を担い、甲子園へけん引する。