修徳がつなぐ野球で3回戦進出を決めた。

同点に追いつかれた直後の2回、佐野空(さすけ)外野手(2年)の中前適時打で勝ち越し。その後も横手大路(たいろ)外野手の本塁打を含む2安打2打点の活躍などで、多摩大目黒を突き放した。

先発の高橋歩投手(3年)は5回を投げて被安打6も、1失点に抑えた。雨天順延の影響で2日連続での試合となり、この日はエースの結城貞人投手(3年)を温存。それでも投手陣が粘りの投球を見せた。

昨年12月に筑波大野球部出身の山本将太郎コーチ(22)が就任。結城は「投手陣の練習に軽い部分が一切なくなって、緊張感が増えた」と話す。ウエートトレーニングを増やし下半身を強化。さらにけん制やクイックモーション、フィールディングの練習を増やし、守備力の向上を図った。

14日の3回戦の相手は、昨夏優勝の二松学舎大付。先発予定の結城は「勝つイメージは出来ている」と気合を入れた。