日大豊山が全員安打と完封リレーで圧勝した。

初回、古宮佳太外野手（3年）が先頭打者で左前打を放ち出塁すると、一挙4点を先制。終わってみればスタメン全員安打の15安打15得点で快勝した。

投げては、先発の瀬崎絢投手（3年）が4回1安打8奪三振の好投。抑えの鈴木進之助投手（3年）も1回無安打3奪三振で締め、5回コールドの好発進となった。

先発の瀬崎は初回こそ制球が定まらなかったが、高い修正力を見せた。2回以降はクイックでの投球に切り替え、無失点に抑えた。「的を絞らせないように変化球を上手に使えた」と投球を振り返った。

夏は、先を見据えずに戦う。春の都大会では足をすくわれ、1回戦敗退を喫した。今夏は目の前の試合だけに集中していく。チームの目標は「一戦一勝」だ。

日大豊山は15日の3回戦、足立新田－豊南の勝者と戦う。