今春のセンバツに21世紀枠で出場したシードの熊本西は逆転負けし、初戦で散った。15年以来9度目の夏甲子園を狙う九州学院と互角の展開で、7回に2-1と勝ち越した。

だが9回、代打攻勢で勝負をかけられ、一挙3点を奪われ力尽きた。毎回配球を変え強力打線を封じた効果が実らず、エース霜上幸太郎投手(3年)は「勝ちたかったができなくて悔しい。でも、どこにもない最高のチームでした」。春夏連続連続の甲子園出場を阻まれ泣きじゃくった。