雪谷が初戦を制した。初回、すぐさま1点を先制。7回には4本の長打で4点を追加。終わってみれば11安打8得点の快勝だった。

先発の大沢諒真投手(3年)が、6回7安打7奪三振1失点の好投。中盤は得点圏まで進められる場面が多かったが、粘りの投球を見せた。

6回には2死満塁のピンチを迎えたが、最後はチェンジアップで空振り三振。「今日の投球は70点」と厳しめに自己採点し、6回の場面は「点差もあったし、後ろには2人のエースもいる。思い切り腕を振って、自分でも完璧に投げられた」と振り返った。

雪谷は19日の4回戦、日大豊山と戦う。強打の打線同士の対決となる。大沢は「打たせて取って、打者にいいリズムを作りたい」と意気込んだ。