春夏連続出場の筑陽学園(福岡)ナインは、リラックスした表情でリハーサルを終えた。センバツで2勝して8強。また甲子園に戻ってきたこともあり、江原佑哉主将(3年)は「そんなに緊張しなかった」と言いながら「春と違って参加校数も違うし、夏は本番って感じはします」と夏独特の雰囲気を感じていた。

92年夏、西日本短大付(福岡)の主将として全国優勝を果たした中村寿博・日本文理大監督を父にもつ、敢晴内野手(2年)は「夏の方が雰囲気がありますね。父からは『楽しめ』と言われてますので、思い切り楽しみたいです」とセンバツ同様、遊撃手として、はつらつとしたプレーを誓っていた。