智弁和歌山が17日の3回戦で激突するプロ注目右腕、星稜(石川)・奥川恭伸投手(3年)を“丸裸”にする。

兵庫県内での練習後、東妻純平捕手(3年)は「10時間はビデオを見て研究している。自分も含めデータ班5人で分析しています」と明かした。打撃マシンを150キロ超に設定するなど大会屈指の強力打線は抜かりない。和歌山県勢は石川県勢に夏の甲子園6戦全勝中。両校の甲子園での対決は初。中谷仁監督(40)は「攻略に自信はある。ワクワクしている。いいイメージしか描いていない」と意気込んだ。一方の奥川は約30球のブルペン投球で最終調整。林和成監督(44)は「思った以上にいい球だった」と手応えありだった。