宮城の東部地区では、部員14人の登米が石巻商を2-1で下し、第7代表で最後の県切符を勝ち取った。エースで3番の三田勇大(はやた、2年)が自ら6回に勝ち越し打を放ち、投げても1失点で完投した。

三田は8月中旬の練習試合で右脇腹を痛め、同31日の敗者復活戦・気仙沼戦から復帰。3連投となったこの日は「自分が投げて勝利につなげたかった」と9回93球をテンポ良く四死球ゼロで抑え、試合時間1時間33分でスピード決着させた。6回裏無死一、二塁の打席では、1度はバントを空振りして二塁走者が刺されてしまったが、「自分が決めるという気持ちで振り抜いた」と外角直球を決勝の中前打にした。

今夏は二塁手。二遊間を組んだ前主将の兄新大(あらた)内野手(3年)が応援に訪れ、「中心選手として活躍してくれたことは良かった。今後は自分が引っ張るという気持ちで頑張ってほしい」と弟にエールを送った。2年ぶりの県大会出場でさらなる高みを目指す。【相沢孔志】