沼津市の知名度向上などに貢献した個人・団体を表彰する「燦々ぬまづ大賞」の贈呈式が25日、沼津市内で行われ、「燦々と強いチームに成長するで賞」を受賞した加藤学園野球部の米山学監督(41)と勝又友則主将、副主将の大村善将内野手、野極友太朗内野手(いずれも2年)が出席した。

センバツ出場校に選ばれるまでにいたった努力と夏への期待から賞を贈られ、勝又は「このような素晴らしい賞をいただき、うれしく思います。沼津市民に恩返しするためにも、夏の甲子園に出場したい」と胸を張った。

甲子園大会に続いて、春季大会の中止が決まったことについては「冬の間にどれだけ成長したかを確かめる大事な大会だったのですが」と表情を曇らせた。それでも「チームは夏一本に絞って練習をしている。準備をする時間が増えたと思って、切り替えていきたい」と顔を上げた。【河合萌彦】