8月の甲子園で交流試合に出場する明石商(兵庫)が、今年初の対外試合を行い、今秋ドラフト候補の来田涼斗外野手(3年)が2打席連続弾を放つなど状態の良さを示した。

1番中堅で出場。初回から、四球、中犠飛、空振り三振、一ゴロと続き、迎えた12点リードの6回の第5打席。3ボールから捉えた打球はどんどん伸びて右翼の柵を越え、高校通算30号となるソロ本塁打となった。続く8回2死二塁はカウント2-2から右越え2ラン。観戦していたチームメートからは「えぐい」と感嘆の声が漏れた。

今月から部活動が本格再開。狭間善徳監督(56)も「(来田は)状態が良い。自粛期間中もちゃんとやっていたのが分かる」と目を細めていた。