盛岡大付の小林武都主将(3年)の今大会初安打が、強力打線を爆発させた。

バッテリーエラーなどで1-3と逆転を許した直後の3回裏、右前打を契機に逆転。4回にも左前適時打を放つなど一挙5得点で試合を決めた。交代後はベースコーチやバット引きなども務め「自分も仲間に支えられてきた。主将といえど20人の1人。すべてで引っ張って打線につなげたい」。2番手登板で3回1/3を無安打無失点のエース右腕・大久保瞬(3年)、3ランの松本龍哉内野手(2年)と一緒にお立ち台に立っても、縁の下の力持ちを強調した。

▽盛岡一・高橋怜大内野手(3年=最後は意地の中前打も高校通算35発で終え)「文武両道なので効率良く練習して公立には負けないという目標は達成出来た。将来はプロ野球選手が目標。願わくば(ロッテ)佐々木朗希投手とプロの舞台でも対戦したい」