竜ケ崎一が粘る牛久を振り切り、2回戦を突破した。

2-2で迎えた6回1死二塁から8番・館内悠投手(3年)の中越えの適時二塁打で勝ち越し。9番・伊藤厚内野手(3年)の右前適時打で突き放し、逃げ切った。3安打2打点の伊藤は「試合前は緊張したけど、打席では冷静になれました。チームの勝利に貢献できてうれしいですね」と笑顔をみせた。

新型コロナウイルスによる練習自粛期間中は、自宅の庭で700本の素振りを日課とし、力をつけた。試合前日の23日には、津脇義明監督(54)から「頭を残して下半身を使って打て」とアドバイスを受けた。すぐさま打撃を修正し、この日の活躍につなげた。「タイムリーもうれしいけど、打った後が大事だといつも言われていた。最後の打席でもしっかりヒットを打てたのがうれしかったです」と好調ぶりをアピール。自粛期間を成長につなげた。