甲府城西が甲府西に12-2の5回コールドで勝利を収めた。

4回2死満塁の場面で、4番雨宮康大主将(3年)が走者一掃の三塁打を放った。「大事なところで甘い球を逃さず打てた」と振り返るも「勝負の序盤で打てていないのでまだまだ」と自身の課題を挙げ、謙遜した。

準決勝は山梨学院。昨夏準決勝、山梨学院に7回コールドで敗れた苦い過去がある。「山梨学院を倒す」。リベンジを誓い1年間励んできた。雨宮は「とにかく隙を見せないこと。徹底した野球をするので、自分たちのやるべきことをしっかりこなしたい」と意気込んだ。去年の屈辱を晴らしに準決勝へ挑む。