「甲子園高校野球交流試合」は最終日を迎え、大阪桐蔭が東海大相模(神奈川)と初対戦し、東西横綱級対決に競り勝った。

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同じ1969年(昭44)生まれの両指揮官は初めて公式戦で戦い、互いの強さを感じた。

大阪桐蔭・西谷監督が「最高の相手と最高の球場でやらせてもらった。石田君の気迫に打ちあぐねた。鍛えあげられたチームだと思いました」と言えば、東海大相模・門馬監督は薮井に打たれた決勝打に触れ「ファウルで粘られ、投げる球がなくなった。大阪桐蔭の点に対する執念を感じました」と認めた。