来春センバツ出場校の選考資料となる秋季関東大会(24日開幕、千葉)の組み合わせ抽選会が8日、毎日新聞東京本社で行われた。

県大会5連覇中の優勝候補、東海大相模(神奈川1位)は、作新学院を下して4年ぶり2回目の出場を決めた石橋(栃木2位)との対戦が決まった。

東海大相模の長谷川将也部長は、今年のチームについて「守備が中心。守りからリズムを作るチーム」と表現。石橋・福田博之監督は東海大相模の印象について「全国でも1、2位の強豪チーム。くじを引いてしまったときは『やってしまったな』と思った。子どもたちは楽しみだと思う。自分たちの持つ100%の力を発揮したい」と笑顔で意気込んだ。

創部7年目で快進撃をみせ初出場を果たした細田学園(埼玉2位)は、2年ぶり20回目の東海大甲府(山梨1位)と対戦。細田学園の星野史明顧問は「粘り強い守備から攻撃につなげていくようなチーム。埼玉代表の名に恥じぬよう、1戦1戦食らいついていきたい。東海大甲府さんは甲子園常連の強豪。胸を借りるつもりで頑張っていきたい」と話した。

初出場の昌平(埼玉1位)は、33年ぶりの出場となる鎌倉学園(神奈川2位)と対戦。

3年ぶり7回目の国学院栃木(栃木1位)は、初出場の東京学館(千葉2位)と戦う。

昨年王者の高崎健康福祉大高崎(群馬1位)は、5年ぶり8回目の日本航空(山梨2位)と対戦。

日本ハムや大洋(現DeNA)でプレーし、今年7月から島田直也監督(50)が指揮を執っている常総学院(茨城2位)は、11年ぶり9回目出場の前橋商(群馬2位)と対戦。その試合の勝者が5年ぶり8回目の木更津総合(千葉1位)と対戦する。

初出場の鹿島学園(茨城1位)は、同じく初出場の専大松戸(千葉3位)と対戦が決まった。

大会は原則無観客で一般入場はできず、1、2年生部員1名につき保護者(家族)2名までの入場が可能。