昨秋四国王者の明徳義塾が高知中央に7回コールドで快勝し、8年連続31回目の秋季四国大会への出場を決めた。

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猛虎ジュニアが躍動した。明徳義塾の主将・米崎薫暉(くんが)内野手(2年)は、88年ドラフト1位で近鉄入りし、阪神でもプレーした薫臣(くんじ、52)さんを父に持つ。「のびのび野球をさせてくれた」という父と同じ俊足の遊撃手。現役引退後に生まれたが、父が出場したソウル五輪など過去の映像を見ては感動をもらってきた。この日は2回二死一、二塁から右中間へ2点適時打。馬淵監督に「いい当たりだった」と褒められた。