17年夏から3季連続甲子園出場経験の下関国際が、復活を果たし3年ぶりセンバツに挑む。

昨秋の山口大会では初戦で宇部商に逆転勝ちして勢いに乗り準優勝。中国大会でも安定した戦いを見せ準優勝した。

2人の1年生投手のリレーがセンバツ切符をもたらした。昨秋の山口大会から先発を任されているのが古賀康誠投手。制球力を武器にして安定した投球でチームに勝利をもたらしてきた。またリリーフ役の松尾勇汰投手はマウンド度胸抜群で勝負強く、終盤の相手の反撃を断ってきた。準決勝までの3試合で計2失点という投手力を誇った。坂原秀尚監督(44)は「1年生投手2人は計算せずに使っていたが、勝ち上がるなかで成長していった。センバツは前回打てなかったこともあるし、今回は守備力を整備していけば、失点は防げると思う」。待望のセンバツ初勝利を狙う。