明豊(大分)が中京大中京(愛知)を破り、春夏通じて初の決勝進出を決めた。初優勝を目指し明日4月1日の決勝で東海大相模(神奈川)と対戦する。大分県勢の決勝進出は1967年の津久見以来54年ぶり。

0-0で迎えた4回表にビッグイニング。1死満塁から塘原俊平外野手(3年)の犠飛でまず1点。さらに太田虎次朗投手(3年)からの3連打で4点を加え計5点を先制した。

守っては先発太田が好投。6回途中まで3失点と試合をつくると京本真(3年)につないで1点差逃げ切った。

中京大中京は左腕の柴田青(3年)が今大会初先発。序盤3回は無失点に抑えたが4回につかまり5失点。エース畔柳亨丞(3年)は4回途中から救援登板。2回1/3を無安打無失点に抑えたが6回の攻撃で代打を送られ降板した。打線も中盤以降反撃。9回に1点差に迫ったが24年ぶりの決勝進出を逃した。