島田商が静清を8回コールドの11-0で下し、3大会ぶりの決勝進出を決めた。

エース右腕の新木柊(しゅう)投手(3年)は、6安打無四球8奪三振で完封。今大会は4試合連続完投中で、わずか1失点の鉄腕だ。「(連投で)疲れた方が調子はいい」と頼もしかった。打線は初回から「つなぐ野球」を披露。チーム14安打中、単打13本で得点を重ねた。安竹(やすたけ)伸晃外野手(3年)は3安打4打点、杉崎拓飛(たくと)内野手(3年)も4安打2打点と活躍。決勝では、前監督の池田新之介氏が率いる静高と対する。安竹は「勝って恩返ししたい」と意気込んだ。