春夏連続の甲子園出場を目指す今春センバツ準優勝の明豊は大分雄城台と中津南の勝者との初戦(7月9日、別大興産スタジアム)が決まった。

幸修也主将(3年)はいよいよ始まる夏へ「打撃も守備も順調に仕上がっている。精神的に追い込み鍛えられている。投手陣も順調です。また甲子園に出て日本一になりたい。全員気合が入っています」と、リベンジも胸に引き締めた。

センバツは、史上初めて決勝まで5試合無失策ながら決勝で惜敗したが、投手中心に堅い守備で手応えをつかんだ。だがそこから春季九州大会は準々決勝で同じセンバツ組の福岡大大濠に完封負け。課題となった無死一塁からの攻めや、3投手の精度向上などで、夏へ向かってきた。

夏は対戦相手から「打倒明豊」で狙われるのは覚悟の上だ。当然プレッシャーはかかるが「挑戦者の気持ちを忘れず、強気でやっていきたい」と幸主将。九州大会以降、順調に練習試合を重ねてきた。課題克服でさらにスケールアップした姿を夏に見せつける。