沖縄尚学が甲子園一番乗り! 高校野球沖縄大会の決勝が行われ、2年ぶりに開催される夏の甲子園へ、沖縄尚学が全国最速で出場切符を手にした。
中部商を下し、昨年の独自大会を除けば19年大会に続く大会“2連覇”。夏は9度目(春6度)の出場権を手にした。
2回に1点を先制され、3回にも追加点を許すなど序盤はリードされた。だが、2点を追う4回に2死二、三塁から8番の前盛魁来捕手(2年)が同点に追いつく左前2点適時打。さらに5回2死二塁から主将の仲宗根皐内野手(3年)が勝ち越しの適時打を放った。
9回にも追加点を挙げ、沖縄の頂点に輝いた。
夏の甲子園大会は8月9日に開幕する。
◆沖縄尚学 1956年(昭31)、私立沖縄高として創立。83年に現校名。生徒数は1096人(女子550人)。野球部は57年創部で部員76人。甲子園出場は春6度、夏は9度目。99年春、沖縄勢として初めて全国制覇し、08年春に2度目のV。主なOBは東浜巨(現ソフトバンク投手)。那覇市国場747。名城政次郎校長。
<優勝への足跡>
2回戦 9-0北山
3回戦 8-0那覇
準々決勝 9-2小禄
準決勝 7-0豊見城
決勝 5-2中部商