10連覇を目指す作新学院が6-1で宇都宮短大付に勝ち、決勝進出を決めた。小針崇宏監督(38)は「今日は投手、野手があと1本を許さなかった。守りの勝利だと思います。試合数を重ねたことで舞台慣れしましたね」と今大会チーム初の無失策をたたえた。決勝については「初戦から決勝の気持ちで戦っているので、特別意識することはありません。王者ではないです。挑戦者の気持ちで臨みます」と話した。

決勝では春季大会決勝で10-13で敗れた佐野日大と対戦する。田代健介主将(3年)は「技術は相手が上かもしれませんが、気持ちで勝る部分を明後日見せたいです」と意気込んだ。