夏の甲子園大会(9日開幕)の組み合わせ抽選会は3日午後4時からオンラインで行われる。出場49チームは今春のセンバツと同じようにPCなどでリモートで参加。

◆3回戦まで 今回決まるのは1~3回戦の組み合わせで、準々決勝、準決勝の組み合わせ抽選は、進出チームが決まるたびに主将が各試合直後にくじを引いていく。

◆予備抽選 くじ引き順を決める予備抽選をあらかじめ行った後、午後4時から本抽選がスタート。

◆AとB 使用する抽選札は「1A」「1B」から「25A」の合計49枚で、Aは一塁側、Bは三塁側を示している。

◆まずは北海道、東京から 南北の北海道、東西の東京地区の代表チーム同士が初戦で対戦するのを避けるため、本抽選札をあらかじめAとBのグループに分けておき、同じ道都の2チームは同じグループから引く。最初に北海道、東京の4チームが本抽選札を引くか、事前に4チームが引くべき本抽選札4枚をより分けておき、4チームはその4校のうちから引く。

◆ほかの45チーム 続いてほかの45チームが予備抽選順に引く。

◆オンラインならでは 各主将は抽選本部のボードに貼った封筒の番号を画面で見て、手元の紙に番号を書いてPCのカメラに掲げた上、校名と番号をコール。大会本部の本部員が封筒の中の札を出し、司会が試合番号、試合日、試合順をアナウンスする。

◆選手宣誓 選手宣誓は地方大会で代表決定後、各校主将に希望の有無を聴取しており、希望校の札を入れた抽選箱から日本高野連の八田会長が引いて決まる。

春夏連覇を目指した東海大相模は新型コロナ感染の影響で神奈川大会の途中で出場辞退し、不在。最速157キロで、今秋ドラフト1位候補のエース風間球打(きゅうた)投手(3年)を擁すノースアジア大明桜(秋田)、春夏連続出場の大阪桐蔭やセンバツ準優勝の明豊(大分)などの対戦カードに注目が集まる。