今夏の全国高校野球選手権(甲子園)に北北海道代表で出場した帯広農の前田康晴監督(45)が、今秋の十勝地区予選後、副部長だった西川雄太郎新監督(33)と交代したことが16日、分かった。

前田監督は16年7月就任。19年秋季全道4強で20年センバツ21世紀枠で選出されたがコロナ禍で中止となり、代替開催の夏の甲子園交流試合で采配を振った。今夏の北大会は39年ぶり優勝に導き、甲子園ではソフトバンク1位指名の風間球打投手(3年)擁するノースアジア大明桜(秋田)に1回戦で敗退。秋は地区初戦で白樺学園に敗れていた。